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amazon高評価のおすすめラノベ12作品を紹介する

【一覧】発信所まとめ

随時更新していきます。


私は小説や漫画を探す際に、amazonのレビューを参考にすることが多いです。

もちろんamazonの評価が絶対的というわけではないですが、私としては良い作品に出会うことも多いので結構頼りにしています。

ということで、タイトル通りの作品を纏めてみましたので紹介していきますよ~。

※注意※

ところどころでライトノベルの定義が曖昧になります。ご了承ください。

 

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 ナンバリングはされていませんが、シリーズものの第6巻である作品です。

SNS等の罵倒で心ではなく身体が傷ついてしまう少女」

「空気を読むことに特化するあまり未来を読めるようになった少女」

全体としては、このような「現代の病」を抱えた少女達を救っていくお話。

詳しく書くとネタバレになってしまうので控えますが、この第6巻は本当に「凄い」。

 


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2001年に発売された「一度きりの夏」を描くボーイ・ミーツ・ガールの大傑作。

00年代初期のライトノベル、大好きなんですよね。絶妙な古臭さがたまらんです。

物語のSF設定、展開などは今読むと使い古された感があるかもしれませんが、それでもやはりこの作品には時が経っても変わらぬ魅力があると思います。

逃避行シーンは何度読んでも目頭にくる。最後の一文が本当に綺麗です。これほどまでに綺麗なバットエンドを未だ読んだことがない

 


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この小説を一言で表すなら「超ライトなハードSF短編集」。

 タイトルからわかるように、これはニコニコ動画の話。
表紙からわかるように、これは初音ミクの話。
けれど、これは紛れもなくハードSF作家野尻抱介の代表作。

<www.amazon.co.jp/dp/B00B7GJ73M>

野尻作品の「好き」と「楽しい」だけで宇宙開発しちゃうノリが本当に好き。もしこの作品を気に入ってくれたら「ロケットガール」「ふわふわの泉」も是非!

 


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 寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだった男の「世界一穏やかな自殺」を描く作品。

未来に絶望し自分の人生の殆どを売っ払って、僅かな余生で主人公は「幸せ」を探す。人生うまくいかないな~って人に刺さる作品だと思います。私には刺さりました。

 本作は恋愛小説と捉えることもできなくはないですが、「たくさんの固定観念を破壊した時に初めて見えてくる、皮肉な世界の美しさ」を表現するかのような、そんな作品です。

<www.amazon.co.jp/dp/4048661698>

 


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シリーズ第4作。涼宮ハルヒシリーズの最高傑作。 

これ以前の3作(憂鬱、溜息、退屈)はこの作品の序章にすぎないといっても過言ではない。

今まで傍観者だった主人公が、あるべき非日常な日常を取り戻す物語。

嫌々だったはずの毎日を望み、奮起する姿は感動もの。

<www.amazon.co.jp/dp/4044292043>

正直クソ有名なので紹介するまでもないとは思いましたが・・・。未読の方は是非。

 


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この小説を読み終えたとき私は「この小説を一生忘れることはないだろう」と思った。

それぞれの家庭の事情で、ひたすら自立を願い実弾を求める少女と、全く逆に現実を直視できずに妄想の世界に身をおき砂糖菓子の弾丸を撃ちまくる少女。

とある殺人事件の報道から始まる、甘ったるい表現で書かれた残酷すぎる物語。

 


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とにかく破天荒でぶっとんだ、それでいて整合性がとれているSFラノベ小説。

量子干渉、平行宇宙、干渉性、フェルマーの原理シュレディンガーの猫、万物の理論、人間原理、そしてクオリア(感覚質)。量子力学に認識論を掛け合わせ、SFの大物ガジェットを次々に投入し、魔法少女まで持ち出して描かれた「愛」のおはなし。

<www.amazon.co.jp/dp/404867904X>

 


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最近アニメ化も決定した、ゲームを愛する者達の織り成す勘違いドタバタ・ラブコメディー。

この作品には『エンジョイ勢』や『ガチ勢』、他にも色々なゲーム哲学を持っているキャラクターが登場する。この彼らのゲームについての捉え方、楽しみ方の違いが本当に面白い。日々討論を繰り返す彼らを見てゲーム好きな人は「ああ、この考えかた分かるなあ」「こんな楽しみ方もあるのだなあ」「あるあr…ねーよ!」となること請け合いだ。オススメ。

 


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1人の少女の闘病生活を主軸に据えた、ボーイミーツガールの傑作。

ある病室で出会った主人公と彼女は、歪な関係ながら接していき、互いの事を知っていく。人生に絶望していた少女が、生への執着を取り戻していく過程は涙無しには語れない。

1巻では高飛車ワガママお嬢様だった彼女の、主人公への態度の変化がとても可愛らしくて、同時に切ない。手術の前に彼女が主人公へ送った14文字のメッセージは本当に感動した。


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絶望が溢れる世界の終末に、少女達の儚い思いが、告白が、叫びが、響く

毎回のように予想を裏切られるストーリー展開だが、期待を裏切られることは無いだろう。

 間違いなく将来性は無い世界ですが、登場人物は1日1日を精一杯生きている。
独特の用語が搬出する世界観も丁寧に説明されていく為、没入する事は然程難しく有りません。骨太な古式ゆかしいラノベという感じ。
<www.amazon.co.jp/dp/B00R71GHUW>

 


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圧倒的スケールで描かれた、色褪せることない傑作異世界ハイファンタジー。

これは十二の国に君臨する十二人の王を、それを支える麒麟を、そして民を描く物語。

基本的にストーリーの流れは、厳しく辛い状況にある登場人物が必死にもがき、時には人の助けを借りて成長していき苦難を乗り越えていくというもの。その過程で描かれる彼らの覚悟、気概がただひたすらに胸に響くのだ。


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行商人と狼少女の2人による長い長い旅路を綺麗に纏めあげた『剣も魔法もないファンタジー』。

道中で彼らは様々な商売に手を出していく。失敗して大損する日もあれば、大成功して一発当てて有頂天になる日もあったりと、一喜一憂しながら彼らは旅を続ける。

そして、作品を彩る二人の妙に気の合った掛け合いが心地良い。作者の最終巻末の『これは幸せであり続ける物語』というコメントには思わず唸った。

 


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