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【感想】 響け!ユーフォニアム 7話


■前回の記事


ユーフォ7話 部長

かわいい。憂いを帯びた表情がなんとも似合います。


ドラマドラマしてきましたね。見ごたえありました。
そして何より部長さんの可愛いシーンたくさんで幸せすぎた。掘り下げも本当に良かった。


ユーフォ7話 葵

「私部活止めます」


受験で退部ってのは高校部活動の宿命でしょうか。こんなの言われちゃ引き止められませんよね。
「去年、あの子達止めるの出来なかったのに、のうのうと全国目指すなんて出来ない…」
受験勉強ってのは建前で、こっちが本音なのかなあとも思いました。

葵ちゃん部活への未練もありそうだけど受験頑張ってほしい


ユーフォ7話 部長

「優しいなんて、他に誉める所がない人に言う台詞でしょ!?」


ここ色んな意味でグサッときました。その気持ち滅茶苦茶分かるんだよなぁ・・・。
久美子の本当の失言は部長に問い詰められて「すみません・・・」と言ってしまった所だと思う。

いや、そこ謝っちゃいかんでしょ。

部長のすごいところっていうのはな…すごいところがないところだ
すごいところがないのに一生懸命頑張る
ひたすらに頑張る
そこがいいんだよ、いや、それがいいんだよ

「良いこと言った!」「いや、良いことでした!?」


その後のあすかの「晴香も断れば良かったんだよ。違う?」が怖い。残酷な一言です。
今回でいくつか闇が垣間見えましたが、でもあすかを嫌なヤツだなあ~とは思わないんですよね。

ここらへんも上手くフォローしてて感心します。


ユーフォ7話 部長 中瀬古

ここほんと最高。


中瀬古先輩が言いたい事全部言ってくれた感あります。これは吹部のマドンナですわ。
この2人が一緒にいるシーンすごい好きだなぁ。もうずっとイチャイチャしててくれ・・・。
なにげに香織の牛乳をとって飲んじゃってるのも、細かいけど二人の関係を示してて良いですよね。


最後に加藤ちゃんがぶっこんできましたが、やっぱり恋愛要素も絡んでくるようで。
話の本筋にどう関わってくるか。大分難しいところだと思いますが、さて吉と出るか凶と出るか。

 

今回は曇天で暗めの演出が最高でした。相変わらず作画も綺麗で綺麗で。
このギスギス感も部活っぽくて良いです。前話のような話も好きですが、やっぱりユーフォニアムは今回みたいな群像劇路線で最後まで行ってほしいなぁ。


どの部活にもある、退部に関するエピソードってドロドロそうに見えて結構シンプルですよね。気づいたら人がいなくなってる、その程度のもの。下手にドラマチックに描かなかったのはよかったと思います。

顧問が熱意あって、優秀なら部長の仕事は調整役メインでお母さん的な人が求められたりする。どこの世界にだって優秀だけど上に立ちたくない人ってのはいる。

久美子ちゃんの会話のトーンや先輩への接し方とかがリアルで好きだな


ユーフォ7話

「厄日だね、はは・・・」ここの自然な感じとても良かった。


部長のパッチワークだらけの部屋に、
なんか色々と継ぎ接ぎして誤魔化している部長の闇を見た気がする

確かに部長は頼りなさげだけど、
「(雰囲気最悪の状態で引き継ぐ)部長なんてどうみても損な役回りなのに、
それを引き受けた勇気」という香織の言葉が印象的なエピソードだった。

周囲の部員も、火中の栗を拾ってくれた部長に対して、本人に伝わるように
感謝や労りの気持ちを表せば、だいぶ楽にしてあげられるのにな。


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